全国通訳案内士 筆記試験 通過
最近はコロナの影響でコロナ世代だぁ・・などと悲観論を少し書いてしまいましたが、今回は筆記試験(一次試験)を振り返ってみたいと思います。まず合格ではなく通過というのが、いかにも面倒くさい試験です。(^_^;)
記憶がだんだん薄れていきますが、最初に全国通訳案内士を考えたのはTOEIC免除が840点のころです。
今は900点なのですが、結局この免除は3年くらい?しか続かなかったんですね。また合格率も異常に高くなってしまったので、いわば840点世代となってしまい、かなり怪しい学力の方々もデビューすることになりました。
まぁ情熱さえあればさっさと試験を卒業して実地訓練するのも個人的にはよいのではと思っていましたが、とにかくそのTOEIC840点につられ?受験したのがはじめです。
思えば最初のチャンスを活かして、もう少し踏ん張って勉強すれば2年で合格もできたかもしれません。初年度に地理と一般常識を落としました。後で分かりましたが後1〜2問で合格していました。
次の年に地理を合格、一般常識を落とし、他の免除も復活・・・そして他の教科を合格し・・歴史を落とし・・と無限ループに入りました。このときは自分がこんなに何年もこの試験を受け続けるとは思っていませんでした。(^_^;)
そうこうしているうちに急にTOEIC免除が900点になり、すぐにとれるはずもなく、本番までにTOEICライティングやスピーキングなども受験してなんとか英語免除をめざしました。
結局間に合わず本会場で英語を受けて合格してました。最後に残っていたのが英語と地理でしたが、どちらかを落とすと他の教科がすべて復活という恐怖の状態でしたので正直これでだめならちょっとあきらめようかな・・という気分でもありました。
自己採点でどれも85点以上ありましたので合格の確信はありましたが、筆記試験での合格通知がきて改めて合格を確認しました。
落ち続けて落ち続けて県外受験での散財を繰り返していましたが少しずつでも社会は覚えられるものだなと感慨深いものがありました。
変わった試験として悪名高い試験でもありますが、難問奇問を除外しても合格の点数はとれますので、そこだけに特化せず、100点はとれないと腹をくくって学習を続けることが大事だと思います。
全国通訳案内士は年に1度ですので、少し時間に余裕ができますので、少しずつ口述試験に備えることができますが、ゆっくりでもいいのでその日からスタートするほうがよいかと思います。
また、口述試験が12月ですのでそこまでの時間も長く、さらに発表まで2ヶ月とどんだけ待たせるんかというような試験ですので、あまりあせらずマイペースがよいかと思います。
最後に私のように英語以外の教科での無限ループにはまることを防止する策がですが、これは
①一気に受かってしまう。
もしくは
②合格した教科も日頃から勉強する。
しかないと思います。今年はコロナの影響ですぐ活動はできていませんが、もしもスムーズに運良くガイドの仕事とかがきたときに全て忘れてしまっていては本末転倒です。
私のように受かった教科を横においておいて、受からなかった教科のみに全力集中して、それに受からないとまた困る・・ということにならないように暗記教科は時間をかけてしっかりと学習しておくことが重要かと思います。