『英検1級の一次試験に合格』したときの不思議な感覚
こんにちは。
今回は恥ずかしながら私が英検1級の1次試験に受かったときの不思議な感覚についてです。(^_^;)
私が英検1級の一次試験に合格したときは、その年の第1回でしたので6月に受験して、6月末に結果がでました。
すでに数回落ちていたこと、その直前2回が1問差(−1)でしたので複雑な気持ちでした。
1つ前の回で筆記試験の英作文以外が悪くなく英作が23点以上で合格というときに22点で落ちていました。それに比べるとさらに厳しい状況ではあり24点なければ不合格というくらいでした。
結果は会社で勤務中に見ました。実はその日は体調が悪く、謎の神経痛と腹痛に悩まされていましたので、その日は少し遅れての出勤をしていて、正直受かっているかどうか分からない英検に関してはそこまで意識は高くありませんでした。
いつもなら発表と同時にスマホで構えておきオンタイムで確認→落ち込む、という流れだったのですが、その日は発表から1〜2時間あとにのんびり確認しました。例によって結構混雑するので数回はじかれたらそのままにしておりました。
そして、ようやくつながりました。つながった時に、今まで見ていた「白黒の不合格」という文字ではなく、「緑色の画面で合格」と見えました。
一次試験合格ですが、一瞬時がとまったかのような感じでした。なぜか一度ログオフしてもう一度ログインしなおして、自分の受験票や名前などを確認しました。(^_^;)
やはり合格しており、じわじわと喜びを感じてきました。会社なので声も出せないですし、私が英検を受けていることも誰にも伝えていないのでそのままその日の勤務を続けました。
勉強はしていましたが、何度か落ちると、おそらくあきらめに近い感情もあり、こんな試験に受かるのは帰国子女とか特殊な人だけかも・・とか思い始めていたのかもしれません。
感情が全面に出ると言うよりは、フワフワするような感じで今までにない気持ちでした。
恥ずかしながら、あまり何かに真剣に取り組んだ経験が今までなかったからかもしれません。とにかく不思議な感覚でした。
おかしなことかもしれませんが、一次試験合格というだけで、もう1級ホルダーのような気持ちになっていました。
続けていれば光はさすものだなと思いました。後日の書面の成績表もしっかり確認しましたが、英作文が25点で超ギリギリというわけでもなく、合格していました。
英作に関してはまた記したいところですが、今までよりは少しだけ冗長に書きました。今までが幼稚な書き方だったのかもしれませんし、たまたまはまったのかもしれません。
How many people on the earth can do that?など普段はあまり書かない疑問文も意識して使いました。しかしそもそもそこまで高度に文は書けないので、少しだけ大人な文を意識したくらいで、後は段落ごとの内容に矛盾がないように、中学から高校初級レベルの英文で簡潔に書いたと思います。
その後の行動はみなさん同じかどうか分かりませんがチキンな私は何度も、英検1級二次試験合格率・・などと検索を繰り返し、大丈夫だ二次試験は確率が高いんだ・・と言い聞かせつつ、一応念の為購入していた数冊の二次試験対策の本にとりかかりました。
この時点では戦いは終わらないので気は抜かないようにしました。後に自己判断ですが謎の神経痛や腹痛はおそらく、英検1級と全国通訳案内士の同時受験&同時一次試験合格が原因だと判明。
(^_^;) 全国通訳案内士の二次も終え年をこすころには全ての症状が消えました。無理は禁物ですね。とにかく大変な一年でした。
途中経過での一次試験合格でしたが、それまでの苦労が全てとはいきませんが半分くらいが報われたという思いで本当に嬉しい結果でした。緑の合格画面を保存しそれを糧にあと少しだけ戦う勇気を補充できた日でした。
何度か書きましたがG1−3以内くらいにくれば合格は近いです。後少しなんです。私はその範囲で3回受けましたが、運が悪くても3回に1回くらいは受かるはずです。
しかも学び続けているかぎり能力も上がっているはずなので確率もあがっているはず。
『合格間近の足止めは特に作文の練習もしますので、必ず二次試験に生きてきます。』
適当に受かって二次試験を何度もうけるよりは、少しくらい足止めされてもしっかりした力を一次試験でつけるほうが絶対いいと思います。
そしてこの緑の合格画面の合格の次は、二次試験合格の赤画面が待っています。この緑合格と赤合格の間はとても近いです。何度もチャレンジされている方は、いつまでも終わらないレースを走っている気持ちにもなるかと思いますが、あと少しなんです。
何度か落ちてつらい状況の方は後少しだけがんばってみましょう。
あと少しです。頑張れ、というよりは『踏ん張れ』かもしれません。ここまできたら後は精神論でもなんでもいいんです。ラスト1秒まで解き続けてください!