小学校 英語 必要?
小学校で英語が教科となりましたが、今回は英語の学習開始時期と内容について触れてみたいと思います。
結論から言うと、中途半端にやるくらいならば、従来通り中学生から、少し早めて小6の1月からでも構わないかと思っています。
つまり早期に英語を始めた場合は、成功と失敗がくっきりと表れるように思います。
あくまで私見ですので、話半分でお読みくださいね。
例えば週1回1時間で英語のゲームや絵本を中心にインプット作業をがんばったとします。しかしこれだけの時間でしかも感覚的に語学をマスターすることは不可能でしょう。もちろん家庭学習で空白の時間をすべて英語漬けの毎日であれば別ですがなかなかそうもいきません。
結局、中学に入った頃に他の子よりも何かできるかというとあまり変わりません。
それならば私は限られた時間に中学生が学ぶように文法と筆記練習をするほうがよほど有益かと思います。
しかし、早期の児童英語が無駄というわけではありません。中途半端にするくらいなら意味がないと書きましたが、しっかり続けていけば必ず効果はあります。
よく魔法のように言われる多読多聴型の学習の成功例や、幼児からの継続した英会話などの成功者は、思想にブレがないように思います。
逆にいえば、ある程度のまとまった英語時間がとれないまま、中学生以上になり、さらに時間もないのであれば、従来の受験英語の方がよいかもしれません。
徹底的に英語を浴びていくような、学習をしたいのであれば
①小学生以下から開始する
②英検2級程度を取得して開始する
のどちらかをおすすめします。
私がここ10年ほどみた子どもたちで、この子はすごいな、この子の英語はこの先も通用するな、と思った子たちには、必ず師匠となる指導者がいて、大半は母親です。つまり長いスパンで、
『一貫した指導や学習を続けることが
大事』だということです。
小5の先生が多読多聴だけの信者で、小6の先生が5文型だけの信者では子どもは混乱して、うまくいかないでしょう。
母親にとっては子は離れていかない弟子のようなものですが、塾や英会話スクールにとっては通ってくれているときだけの指導になりますね。
小学校英語が必要かどうかについては
本当に続けていけるなら、早期から始めるとよいかと思います。