英語 苗字 名前 どちらが先?
こんにちは。
今回は英語で名前を言うときに、苗字と名前のどちらを先に言うかです。
まず学校では『苗字・名前』の順番で指導されます。これは我々は日本人として産まれて、日本人として名前をもらったので、無理に欧米に合わせずに、日本文化や自身の名前に誇りを持ちましょう・・的な感じです。
また、苗字・名前を反転させることにより、特に歴史上の人物などには不具合が出ます。
小野小町 → こまち おの の?
清少納言 → 少納言 清?
卑弥呼 → 呼 卑弥? (笑)
藤原道長 → みちなが ふじわら の?
確かに、こういう例を出されると納得してしまいそうですが、少し極端な例ですね。昔の人に会うこともないですし。
私は世界の人が関係するような会議やテレビ、大会などは、『名前・苗字』でよいのではと思います。
オリンピックとかでも『Mao Asada』ですよね。妥協というわけではないのですが、海外の方にとってはどちらが名前かも分からない可能性もありますし、先進国の中では『名前・苗字』が多いので、私も英語話者と話すときは合わせています。
ただし、誤解してはいけないのは、我々の名前が大事なものであることは、間違えありません。
また、英語がいくら強い公用語だからといって、日本国内でさえも英語を当然のように持ち込むのは、不自然かと思います。
ときどき、テレビで意地悪そうに英語で質問をして、なんて日本は英語ができないんだと、小馬鹿にしたような番組がありますが、日本なら逆に日本語で話しかけるのが普通ではないでしょうか。もちろん海外のテレビ局が海外で番組をしていたら別でさが。
そもそも、英語と日本語では根本的な言語距離が遠いのですから、学んでがんばっている時点で私は素晴らしいと思います。
失ってはいけないものは、失ってはいけませんが、その場での『最適』というのもあるはずです。
ルールだから、こうしゃべりなさい!ではうまくいかないですね。自分で考えることが大事ですね。(^o^)
サンフランシスコ平和条約で吉田茂が日本語を大事にしたように。
あらためて、ひらがなを見ると
やはり日本語っていいですね。(^o^)